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最先端のITで未来をつくる みらいと奥出雲の企業インタビュー Vol.2

古民家オフィスみらいと奥出雲の企業インタビューVol.2
今回は、株式会社トルクスの山田宏道さんです。

山田宏道
株式会社トルクス 代表取締役
千葉大学工学部卒業。
ゲームプログラマーを経て、2005年よりフリーランス、2012年 株式会社トルクスを設立。
コンシューマ用途、ビジネス用途等、様々なスマホアプリ、ARアプリ等を受託開発。
2016年4月より島根県奥出雲町在住。現在、VR関連技術に注力しており、2016年10月に「地域おこしVR研究会」を立ち上げ、観光向けVRコンテンツなどを企画、開発中。

― どんなお仕事をされていますか

企業の中で使われるアプリを作っています。使うのは一般の人ではなく、医療の方が練習用に使うアプリなどです。
ゲームなどのソフトウェアも作っています。

― 起業したきっかけをおしえてください

元々はゲームの会社に入っていたんですが、そこを辞めてフリーランスのプログラマーになりました。
その後、ひとりで会社をたち上げたんです。
会社という形にした方が便利で、仕事を受けやすいことがあったので起業しました。
VR(コンピューターによって作られた仮想的な世界を、現実世界のように体感できる技術)のコンテンツをつくっているんですが、VRなどを使っている人が、目の前でいろいろな反応してくれるところが、この仕事の魅力です。
過去の経験から、VRはこれから必ず伸びる分野、成長する分野だと思っています。

― 奥出雲町にUターンした理由をおしえてください

色々なタイミングが重なって、公私ともにいいタイミングだと思ってUターンしました。
島根に戻るのはハードルが高く、不安だったんですが、いろいろな方に繋いでもらって仕事ができています。
奥出雲町は、みんなの顔が見えやすいし、必要な人に声が届く場所だと思います。
距離感が近いですね。

-なぜ安来節に注目したんですか
去年、自分が主催したイベントで、あるチームがどじょうすくいのゲームをつくりました。
その後、許可をもらって作り直したのが “VRどじょうすくい” なんです。島根大学の学生に協力していただき、制作しました。

― 休日の過ごし方をおしえてください
子どもの学校行事に出たりしています。
でも忙しくてなかなか一緒に遊んであげれなくて申し訳ないです。
今は、子どもの頃と目線が違ってきて、奥出雲町内に遊ぶ場所がたくさん増えたなーと思います。
三成遊園地もあるし、鳥上にはわくわくプールもあるし・・・
それから昔に比べて、道もよくなったなぁと思います。

― 将来の目標をおしえてください

地元の人を雇って、VRのコンテンツや
エンターテイメントビジネスの為のコンテンツを作れるようになりたいです。
一緒にやっていける仲間ができたらいいなと思っています。


↑VRに使うゴーグル。これ頭に装着して中を覗くと、奥行きのある仮想空間が現れる!

― 企業PRをおねがいします
VRとAR(カメラを通して見える技術)の最先端の技術を使ってエンターテイメントコンテンツやビジネス向けコンテンツを企画・開発しています。
一緒に興味を持ってやってくれる仲間を募集中です!よろしくお願いします。

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三成愛宕祭りの当家で、地域の人とも触れ合っています。
今年も8月24日に行われます!ぜひ三成愛宕祭りに遊びに来てくださいね。

笑顔がやわらかい山田さん。
「今、普通に使っているスマホやパソコンがこんな便利に使われているとは、20年前には誰も想像がつかなかっただろう」とおっしゃいます。「まだ今はあまり知られていないVRというものが20年後にはもっと普及してたくさんの人の手に渡っているんじゃないか」と想像しておられました。未来の可能性をひらくIT機器が、奥出雲から花ひらこうとしています!


2018.06.28

株式会社トルクス 山田宏道さん

磯田菜保子

今回は株式会社トルクスの山田さんにお話を伺いました。 次回は株式会社うちの子も夢中ですの大塚さんを取材します。 お楽しみに!

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