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~自分に合った働き方を考える~

プロフィール

神戸市出身

広島県庄原市在住

関東や広島市でのテレビ制作会社での勤務を経て、庄原観光推進機構に従事。

2023年度より奥出雲町特定地域づくり事業協同組合に就業。

 

―就業のきっかけを教えてください―

10年ほど前から広島県庄原市で暮らしています。小学生の娘がいまして、自宅から近い中学校は統廃合の対象となっています。

統廃合となると通学が困難となることから、生活エリアを探す中で、今の職場を選択しました。

まずは働いてみよう、ということで住まいは変わらず、毎日1時間かけて庄原から通っています。

そう伝えると「大変だね~」と必ず言われます(笑)が、松江や出雲にもよく行くので大変さはあまり感じていません。

混むこともないですね。特に秋は紅葉シーズンで、絶好の鑑賞タイムとなりました。

通勤時間は増えましたが残業することがほとんどないため、家族と過ごす時間は以前より増えています。今後の住まいについては娘の卒業時に改めて考える予定です。

 

―業務について教えてください―

前職での経験を生かせること、新しい分野での経験値を高めたいという想い、様々なことを考慮した結果、組合での就業を決めました。

最初の勤務地となった奥出雲観光協会では、観光の問合せ対応をはじめ、ツアーの準備やパンフレットの作成・HPのアクセス解析等を担いました。

次の勤務先が12月まで勤めていた亀嵩温泉 玉峰山荘です。ここでは温泉業務を中心に、塩素濃度の調整や家族風呂(貸切風呂)・サンドバスの受付、宿泊フロント業務等を行っています。

勤務をしてみて驚いたことは沢山のファンの方がいらっしゃること。近隣市町村はもちろん、関東など遠方から「ここが良いから」と足を運んでくださるお客様も少なくありません。

観光業に携わっていたものの、「観光施設の現場」での経験は初めてです。現場に入って初めて分かること、ギャップを感じることも多々ありました。

お客様の送迎時には近隣観光地について聞かれることが多く、経験を生かすことができています。

 

 

私の場合、1勤務先での勤務月数は6カ月。

まずは、基本的な業務を迷惑かけずにこなせるよう努力しました。職場の皆さんのアドバイスを聴きながら、いちはやく通常業務を円滑にできるよう努めています。

イレギュラーな対応は、先輩方の対応を学びながら自分ができることは「何か」を考えるよう心掛けています。新人ならではの視点も大事にしつつ業務にあたっています。

 

―組合の魅力は何でしょうか?―

時期ごとに複数の仕事を組み合わせるマルチワーカーいう働き方は他ではなかなか経験できないです。

1月から再び観光協会での業務を始めています。

現場での経験がフィードバックできる「何か」があるのではと思っています。

 

地方で働きたい方への制度は様々ありますが、複数の職場を経験できる特定地域づくり事業協同組合制度は「経験を生かしたい」という方ももちろんですし「自分にあった職を見つけたい」が動機となっても良いと思います。

自分の向き不向きを知り、次に繋げていくことが大事です。

 

 

観光コースを考えるにあたって「くうねるあそぶ」というワードで整理することがあります。

「くう(食事・グルメ)」・「ねる(宿泊)」・「あそぶ(アクティビティなど)」を奥出雲町だけで考えた場合・島根県東部で考えた場合・山陰地域で考えた場合・・など、エリアごとに奥出雲町のポジションを整理し、結果的にお客様が奥出雲町を訪れ、満足してもらえればと思っています。

私の場合は、子どもとみなり遊園地で遊んだり蕎麦屋巡りをしています。

 

 

移住を検討する場合は、仕事・子育て・医療などなど・・複合的な要素で決めると思います。

ひとつの町ですべて賄うのは難しいかもしれませんので、すこし広域で暮らしやすさを考えていければ良いと思います。

少しでも奥出雲町に興味を持った方は、是非一度来てみんさい!(広島の方言)、と伝えたいですね。

 

 

現在、奥出雲町特定地域づくり事業協同組合にて従事される方を募集中です!

奥出雲町特定地域づくり事業協同組合の概要についてはこちらをご覧ください。

https://deep-town-okuizumo.jp/topics/9149

 


2024.01.19

福光勇蔵さん

平井千夏(NPO法人ただも)さん

福光さんの「自分が大事にしていることは〇〇、だから〇〇を選択した」と話してくださった姿にとても共感しました。大切にしたいことや幸せにしたい人を自身のベースとして持ち、誰かに言葉で伝えること。これができるようになる人が増えると、さらに奥出雲が魅力的な地域になるのではないでしょうか。

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