奥出雲がもっと身近になる！「お試し奥出雲」第2章

こんにちは！
町外マガジンライターの巴（ともえ）です。

こちらの記事の続きです！

現住所が島根県松江市であるわたくし巴が、
1泊2日の暮らし体験プログラム
「お試し奥出雲」を体験してきた話です。

さて、「みらいと奥出雲」を後にして
次に向かったのは…
金言時（きんげんじ）の大イチョウです！
（※お試し奥出雲を体験したのは10月末でした）

実はわたし、連れて行っていただく前から
名前だけは知っていたのですよ。
なぜかというと…
わたしがかれこれ10年くらい
お世話になっている松江の美容師さんが、
毎年必ず見に行くという名所だからです。

「いやいや、松江市も奥出雲町も同じ島根県でしょ？
近いんだし行くでしょ。何がすごいの？」
と思った県外の方もいらっしゃるでしょう。
まず、松江市街地から奥出雲町に行こうと思うと、
車で約1時間弱かかります。

島根県は全体的に超・車社会なのですが、
（公共交通機関が都会ほど発達していないからです）
車で隣の市にいくのも面倒臭がる松江市民が多い中で
（いや、うちの母がそうなだけですけど…たぶん多いはず）
1時間弱もかかる仁多郡奥出雲町へ
イチョウを見に行くためだけに行くなんて
めちゃくちゃすごいことなんですよ！！
そのくらいこの大イチョウはすごい、ということです。

それもそのはず…後で知ったのですが、
なんとこちらの大イチョウは
「第18回しまね景観賞」で大賞、「第25回景観づくり貢献賞」も受賞しているそうです。
スゴイ！
確かにこの日も、カメラを持った沢山の方たちが
熱心に大イチョウの写真を撮っておられました。

イチョウの手前に水を張った田んぼがあるのですが、
この水面に映るイチョウの姿がとても魅力的で、
これを撮るためにみなさんいらっしゃるんだそうです。

夜は日によってライトアップもされるそうなので、
2019年の秋は金言時の大イチョウを見に
奥出雲町へいらしてください！
とくに写真好きの方はぜひ！

現在はまだ2018年の情報のままですが、
日が近づいたらこちらのページで
スケジュールが告知されると思われます。
　↓
金言時 大イチョウ ライトアップの情報はこちら

ちなみに大木好きのわたしは、
大イチョウの足元に鎮座していた
この松の木も素敵だなと思いました。

いや、これ、大イチョウが横になければ
主役を張れるくらい立派な松だと
思うんですけど…。
大樹マニアの方はぜひ松の木にも注目してあげてください。

大イチョウを見た後は斐乃上荘の
斐乃上温泉に入りまして、
（写真は撮らなかったけど、とても良かったです）
ここでアテンドのN村さんとはお別れしました。

夕食は、前の記事で
案内人をしてくれた相方に連れて行ってもらって
中華料理 直久（なおきゅう）さんへ。

とにかく！
全部！
おいしい！

写真のこのメニューは
相方が頼んでいましたが
（エビチリ丼だったかと思います…）
めちゃくちゃ美味しかったです。

直久さんもお米は仁多米を使っているということなので
※「お試し奥出雲」第1章でご紹介したお米ですね

わたしが頼んだのは唐揚げラーメンだったのですが、
「唐揚げこんなに乗ってくるの！！？」
とびっくりするボリュームでした。
（ここまでの段階ですでに
前菜や小籠包などを食べております）

さらにびっくりしたのは、
おいしくてボリューム満点なのに、
むちゃくちゃお安い…。
会計で「ヒエッ」てなりました。
あまりのリーズナブルさに。

しかもおそらく全席個室なんですよね。
店内全部を見て回った訳じゃないのですが…
わたし達は2人で行ったのに、
障子戸で区切られた畳の部屋に案内されたので。

周りを気にせず食事を楽しめるの、すごくありがたい…。
のんびりと美味しい料理を堪能できました。

「旅行だから行く店」ってあると思うんですけど、
直久さんは奥出雲に移住してもまた行きたいお店です。
ごちそうさまでした！

そして「お試し奥出雲」での宿泊地、
奥出雲GUESTHOUSEかがり屋さんで
お出迎えしてくれたのは…
猫のかりんとうちゃん！！

わたくし無類の猫好きでして、
（家にも猫が２匹います）
人なつっこいかりんとうちゃんに
メロメロになりました。

早い時間はケージに入っていたのですが、
遅くなってから表に出してもらっていて、
縦横無尽に歩き回るかりんとうちゃんを見て
ますます癒されました。

そして夜はなぜかわたしの布団で一緒に寝てくれました。
ぎゃわいい（可愛い）…。

家ではいつも飼い猫のうち1匹が
わたしのベッドで一緒に寝るので、
「今夜はそれがないのか〜さみしいな…」
と思っていたのに…
看板猫としてなんて優れた子なんだ…

奥出雲町に引っ越したら
猫が飼えなくなってしまうのが残念なのですが、
（ペットOK物件があまりないためです）
かがり屋さんに来ればいつでも猫欲が満たされますね…。

かりんとうちゃんの話しかしていませんが（笑）、
オーナーの玉井さんは東京から奥出雲へ
移住された方で、
生の移住体験を聞くことができて良かったです。

楽しくて写真を撮るのをすっかり忘れていたのですが、
オーナーの玉井さんや宿泊客の方と一緒に
（もちろん全員初対面）
焚き火の周りでお酒を飲んだり、
寒くなったらかがり屋さん内の
バーでお酒を飲みながらお話ししたりしました。

わたしのような宿泊客だけでなく
地元の方もバーに来られてたし、
県外のお友達を呼んで一緒にかがり屋さんへ
泊まっていた奥出雲在住の方も…。
観光旅行や移住体験で利用するのはもちろん、
移住後も遊びに来たい所だなと思いました。

次の記事では、２日目の様子をお届けします！
ごきげんよう、さようなら。町外マガジンライターの巴でした。

2019.03.05