田舎暮らしで見つけた私らしい輝き方

藤原　紘子さん Iターン

みなさんこんにちは！
移住・定住コーディネーターの磯田です。

今回は、新潟からのIターンで、「おくいずも嫁～ず」というお嫁さんグループをつくった藤原紘子さんにお話を伺いました。

プロフィール

新潟県出身。2012年に旦那さんの実家がある奥出雲町へ移住。
現在2歳と5歳の男の子の育児に奮闘中。

奥出雲町に移住するにあたって、不安や葛藤はありませんでしたか?

奥出雲町に移住する前は、新しい生活にとてもワクワクしていました。川が綺麗だなーとか出雲大社にすぐ行けるなーとか割と軽く考えていました。ただ、収入面は新潟にいるときよりかなり下がることとどこに行くにも車移動が主になるのでガソリン代もかかるなーとか金銭面がとても不安でした。

移住してみてどうでしたか？

住み始めてからが予想以上に大変でした。我が家は現在４世代同居、８人家族です。はじめは出雲弁も全く分からず、新潟とは異なる食文化にも戸惑いました。醤油の甘さや雑煮の違いにも慣れるのに時間がかかりました。また、昔の風習がたくさん残っていて、行事が多いことに驚きました。例えば、誕生や節句、七五三さんなどの子供の行事は派手にされたり、お盆やお彼岸などもしっかりお参りされたりと家族やご先祖を大切にしている印象です。

お嫁さんたちのグループを作られたのですか？

こちらで知り合ったお嫁さんたちと話していると私と同じく寂しい思いをしている人が多いことを知り、奥出雲町のお嫁さんたちが繋がれるようにと「おくいずも嫁~ず」というグループをつくりました。気軽に集まれるイベントや映画上映会などをしています。上映会では妊娠・出産のドキュメンタリーなどを通して、命の尊さを知ってもらえるような内容のものを選びました。そこから家族や友達を大切にすることや不妊・虐待・いじめなどについても考えてもらうきっかけになればと思っています。
また、毎年、年度変わりの時期に「奥出雲繋がる広場」という親子向けイベントを開催しています。奥出雲町で暮らすお嫁さんたちが出会い、繋がれる 1 日になることを願っています。

※今年はコロナウイルスの影響で開催が難しいようです。
※「おくいずも嫁～ず」の活動はこちらからご覧になれます。

奥出雲町のいいところってどんなところだと思いますか?

やっぱり自然が豊かなところですね。四季折々の食材や風景が楽しめることは当たり前ではありません。本当に空気がいいし、水がおいしいと思います。田舎とはいっても、スーパーやコンビニもあるので「生活がしやすい田舎」です。地域の〝つながり〟も感じます。自治会や職場、幼児園など地域の皆さんが親身に接してくれ、困ったときには支えてもらっています。先輩ママもたくさんおられるので子育てを手伝ってくれる方がたくさんいます。子どもを自然の中で思いきり遊ばせられるのもいいところです。

奥出雲町のおすすめスポットを教えてください

道の駅奥出雲おろちループです。広島県との県境、標高700m、四季の移ろいが美しく、空気も澄んで絶景の場所です。

私は現在、道の駅奥出雲おろちループでマネージャーとして働いています。多くのお客様に奥出雲町の魅力をお伝えし、ご満足いただけるよう、スタッフ一丸となり頑張っているところです。

道の駅オリジナルメニューはこちら↓

奥たたら玄米焙煎ソフト 　仁多米玄米を使用したクッキー〝奥たたら〟と黒蜜を抹茶アイスにトッピング。

えごまソフト　バニラアイスの上に、奥出雲産のえごま甘味噌とえごまパウダーをトッピング。

どっちにしようか悩みましたが、磯田が選んだのはこちら↓

えごまソフト

甘じょっぱくてとっても美味しかったです!昨年、JAF×じゃらんのひんやりスイーツ選手権で中国地区第 3 位になったそうです。藤原さんのおすすめ商品のひとつです。次回は奥たたら玄米焙煎ソフトも食べてみようと思います。(食いしん坊なのがバレちゃいますね!) 道の駅奥出雲おろちループの HP はこちら