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はじめての奥出雲 Vol.1

こんにちは。
町外マガジンライターのgettyです!

はじめての奥出雲、二泊三日の旅をご紹介したいと思います。

大阪伊丹空港7:25発のJAL2341便で一路出雲へ。
機上の旅は、あっという間の50分間。飲み物も出ない短さ。


※機上からパチリ。緑のパッチワークのような田畑。
遠くに見えるのは、日本海ですね。それにしてもまっすぐな川。

8:15には出雲縁結び空港に到着します。

※初めて降り立った出雲空港。こぢんまりとしていてきれいです。
名物「バラパン(コーヒー味)」を購入して朝食に。うまかった~!!!

そこから車に乗り換えて、約1時間で奥出雲に到着。
JRを乗り継ぐと、大阪から6~7時間はかかる距離も、
飛行機+車だと意外と近く感じます。
初めての島根県出雲市、もちろん奥出雲町も初めてです。

どうして奥出雲に行くことになったのかと言いますと、
今年、妹夫婦が住み始めたから。
そんなことでもなければ、正直、一生訪れることはなかったでしょう。
今はダンナさんだけが奥出雲に単身赴任していて、
妹は、ゆくゆく住むことも考えつつ、時々様子を見にやってきているとのこと。
妹の旦那さんは、広島から奥出雲にやってきて、
今、「そろばん職人」として働いています。
奥出雲という土地に、彼らをトリコにするどんな魅力があるのか、
この目で確かめてみたいという思いも膨らんで、
「行こう!」と決めたら即行動。
いちばんいい時期だよと教えてもらった秋の訪問が叶いました。

今回は、2泊3日の旅。
下調べもそこそこ、特に予定は決めませんでした。
でも「仁多米」「出雲そば」「しまね和牛」は、しっかり3大目的にして(笑)

3日間過ごしてみて……
旅の思い出というほどまとまった日記ではありませんが、「この感覚は覚えておきたい」と感じた瞬間がいくつもあったので、 それをざっくばらんに綴ってみたいと思います。

フランスの田舎と似ている、ような気がする。

妹夫婦の家は、奥出雲の横田地区の中でも、少し丘陵にあります。
この家をお借りしているそうなのですが、とても立派な日本家屋にびっくり。
家の前には、榎の巨木が立ち、遠くからでも目印になります。
家のまわりはもちろん田んぼ。美しい棚田です。

刈り入れ時期の稲穂は黄金色に輝き、風が吹くとさわさわと揺れます。
空の青と雲の白、森の緑と黄金色の稲穂。
その映像は見飽きることがありません。

ふと、なんだか同じような風景を見た記憶があるな、と思ったのですが、
それは日本ではありませんでした。
脳裏によみがえったのは、フランスのプレールという田舎町。
揺れていたのは稲穂ではなく小麦の穂ですし、家屋も洋風なのですが、
とても似た空気をまとっているような気がしました。不思議です。

※プレールで撮った写真。なんどなく雰囲気が似てません?(下記の写真)

 

そば以上に、そばがきに夢中になってしまった。
今回、「ゆかり庵」と「鬼蕎麦」で、そばをいただきました。
ゆかり庵では二八そば、鬼蕎麦では十割そば。どちらも太めで短め。
そば自体にしっかり味がするので、そのままや塩でも楽しめます。

特に気に入ったのは、鬼蕎麦で注文した「揚げ出しそばがき」。
楕円状に揚げられたそばがきを、
薬味の大根おろしをからめてつゆでいただくのですが、
揚げることで香ばしさが生まれたそばがきに、甘辛いつゆがしみこんで、
さらに大根のピリッとした辛味がアクセントになり、まさに口福体験。
そばの食べ方やメニューにも、もっと可能性があるように感じました。
奥出雲のそば屋それぞれが、オリジナルメニューを考案してくれたら、
そして“そばフェス”なんか開催できたらいいのに……と、妄想が止まりません。
最近では、ガレット(そば粉のクレープ)もポピュラーになってきましたし、
「奥出雲の特産をギュッととじ込めた特選ガレット」なんていかがでしょう。

※奥出雲そばデビューは「ゆかり庵」さんで。開け放たれた庭から流れ込む気持ちのよい風もごちそう。
 濃厚なそば湯も楽しめました。わさびが付いていないのは、お店のこだわりかな。

※こちらは「鬼蕎麦」さん。右上で切れてしまっているのが「揚げ出しそばがき」。
もっとちゃんと撮ればよかった。わさびは3人前です。


※鬼蕎麦さんでのオドロキ!なんどセルフ会計!!!
 こういうところにも奥出雲の魅力を感じずにはいられません。

Vol.2へつづく・・・


2018.10.15

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