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命の誕生に情熱を注ぐ21歳の授精師

奥出雲町地域づくり推進課まち・ひと・しごとセンター長の渡部です。
今日は授精師の川角琴乃(かわすみ ことの)さんにインタビューさせていただきました。

 

【プロフィール】
氏名  川角 琴乃 2000年6月生まれ
出身  島根県雲南市
学歴  島根県立出雲農林高等学校動物科学科卒業
    公益財団法人 中国四国酪農大学校卒業
    一般社団法人奥出雲町農業公社入社
所属  繁殖センター

 

【授精師になろうと思ったきっかけは?】
小さい頃から動物が好きで最初は馬に興味がありましたが、牛と出会って一目惚れしました。特につぶらな瞳にとりこになりました。高校時代から畜産にあこがれ、大学時代に授精師の資格を取得し、卒業後は和牛の畜産農家で人工授精ができるところで働きたいと思いました。卒業と同時に地元雲南市大東の和牛農家へ相談したところ、奥出雲町農業公社を紹介され、それから奥出雲町とのご縁がスタートしました。 

【1日の仕事の流れ】
8:30~ 餌やり・健康観察・床替え(糞とり)
 (休憩)
11:00~床替え 
 (昼休憩)
13:00~床替え・水槽の清掃・餌の補充
16:00~片付け
※牛の発情期・異常がある場合は経過観察等の対応しています。

 

【繁殖センターの概要について】
人員体制 職員4名・パート1名
飼育頭数 成牛110頭  子牛70頭  合計180頭

【仕事で大変なことはなんですか?】
餌の運搬のカートが重いので体力が必要です。その他、牛に蹴られたり、乗りかかられたりしないように常に細心の注意を払う必要がありますのでそんな時は危険と隣り合わせです。

【奥出雲好きなところ・好きなスポットは?】
入社する前、横田駅前のきっちん焚菜さんで食べた油淋鶏(ユーリンチー)がすごくおいしかったです!中々、奥出雲を散策する機会がなくわからないです。食べることが大好きなので、お蕎麦屋さん・ご飯屋さん巡りをしたいです。

 

【今後やりたいことは】
畜産農家も高齢化が進みどんどん減っていく中、畜産農家の事業を承継し奥出雲和牛の生産向上に努めたいです。また、自分が人工授精し誕生した子牛を育て、その子牛が成牛になり人工授精し子牛が生まれる様子を見たいです。

 

 

川角さんにインタビューさせていただき、川角さんの和牛(特に奥出雲和牛)に対する熱い思いを感じました。川角さん、これからも奥出雲和牛の育成に頑張ってください!応援しています。

 

 


2021.07.12

川角琴乃さん

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